中年練習記 昔とった杵柄で今も試合に出場している中年サラリーマンの練習記録

試合前の練習から相手の弱いところをさがす。

2試合目の強みもあり、最初の練習は軽くすませ、相手の出方を見ることができる。キャリアはありそうだ。№1であるし、シングルスのみのエントリーであればそれなりに自信はあるはず。

ゆっくりとスイングしている。

そうこうしているうちに、こっちに気を使って軽い練習で切り上げた。

こういう場合はリターンからとる。3セットマッチの長丁場なのであまり関係ないのかもしれないが、十数年前に教わった戦術の定石である。

トスに勝ち想定通りリターンから。

スピードはあるが、結構粗い。完全な練習不足であるかこがわかる。

試合開始後、サービスが入らず、リターンを返せば、ネット、バックアウト。このぺースでいけばリードは確実。

はたしてどこまでリードが稼げるかが1セット目のテーマとなった。
。

さて、早々とダブルスの勝利を献上してしまい気分は落ち込み気味。気を取り直してシングルスに思いを託す。


振り返ってみるとシングルでの処理の記憶は。。。
思い出せないほど時間が過ぎている。

相手はこの試合のために今日、会場に来ている。
№１。しかも若い。やる気は満々だろう。

ここから勝つための分析を始める。
　・サービスの調子は　2試合目ということで悪くはない。
　・疲労感は　　　　　4セット目ということで確かに疲労は
　　　　　　　　　　　しているが、いつものハードコート
　　　　　　　　　　　ほどではない。オムニコートで良かっ
　　　　　　　　　　　た。
　・ストロークの調子は　調子は下降気味ではあるが最悪では
　　　　　　　　　　　　ない。
相手が1試合目ということで、最初から攻めていくことにする。

続く。　

追いつけば、後はペースを守るのみ。
相手も若干戦意喪失気味。つなげていき、ボレーを決め、この後は予想通り７－５。

しかしここで安心しきってしまった！！

先手を取ったにもかかわらず、リターンミス、サービスはダブルフォルトを続けているうちに相手が復活してきた。

やはり何も考えずに単発でミスを続けると、どうしても守りに入ってしまう。ミスがこわくなり安全に返球することを考えすぎて、相手に決められてしまう。

あっという間に３－６のセットオール。

ぺアとのコンビネーションもバラバラ。普段やらないロングマッチ突入ということもあり足が動かず２－６。

最後はあっさり行き過ぎた。

強気で攻めていかないと主導権は握れないし、反省の多い試合でした。

シングル編につづく。。

強風の昨日とは違い、天候にも恵まれ年に数回のテニス日和。
今日から春の実業団テニスが始まり、ダブルス、シングルに参加した。3セットマッチということもあり、プレイヤーとして一番気を付けなければいけない怪我をしないように心に決め、試合開始。

最初はダブルス。初戦ということもあり、あっという間に２－５。挽回できる限界まで追い詰められて、ここから最大限の力で逆転を狙っていく。

追いつけば、相手は必ず弱気になるはず。これを信じてポイントを取りことに集中。2ゲーム取り返し４－５。

相手が弱気になり始めたのがわかる。ここで攻めてポイントが取れればゲームも取れる。こちらも精神的に追い詰められてきた。ペアとのコンビネーションが乱れたら終わり。本日一番の山場。

こちらのサーブで山場のゲームを開始。ペアは左利きなのでフォアサイドでポイントが取れると試合展開が楽になる。

最初のポイントを取ると、相手がリターンミスを連発。
最後はボレーを決め、５－５。

今日は、新メンバー1名参加の中、練習を実施。

あまり無理をせず、腰の調子を気にしながらというつもりが始まってしまうと全力プレイ。

レベルが均衡しているため、心地よい緊張感がさらにプレイに磨きをかける。

際どい所を狙い、決め球をねじ込む。

この瞬間を味わうために、毎週のように練習に向かう。

今日も幾度となく、この感覚を味わい、しばらく手に残っている。
達成感、優越感、そして充実感。どれも同じような感覚ではあるが微妙に違う。

先週同様、あっという間に時間は過ぎる。

この後、体からのアラームがどのように上がるのか、少し怖い気がする。

これも今日の軌跡として味わうとするか。。